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最近よく耳にする職場、家庭内における「モラハラ」。
モラハラは被害者・加害者双方が気が付きにくく、身近で起こりうるハラスメントの一つです。私って実は夫からのモラハラ被害者?!
そう不安に思っているあなた!モラハラについて考えてみましょう。
モラハラの意味は?
モラハラ=モラルハラスメントとはいったいどういうことなのでしょう?
モラハラの意味としては、モラル(道徳)による精神的暴力や嫌がらせ。暴力は振るわないけれど言葉や態度で精神的暴力や虐待を行うことです。
加害者に罪悪感がないことが多い為、被害者も被害者であることに気が付きにくく、加害者の態度から「自分がいけないんだ」と被害者が自己否定や自己嫌悪に陥りがちです。
これってモラハラ?!
モラハラの意味はわかった。だけどうちの夫はモラハラ夫なのかがわからない。
そんなあなたは夫の発言・態度をチェックしてみましょう!
毎日子どものお世話で片づけても片付けても散らかるし、ご飯の準備をしようと思った矢先にぐずぐずしだす子どもの面倒を見たり…思ったように家事ってはかどりませんよね?
一日中家事、育児に一生懸命になり、クタクタなあなたに夫が帰ってきていう一言。
「いいよな~おまえは!働かないで一日家でゴロゴロできて。」
「専業主婦は楽でいいよな~。家のことしかしなくていいんだから」
「一日家にいて、このくらいの家事出来ないわけ?」
「俺が働いているからお前たちは生活できてるんだからな。」
たまには子どもの面倒見てよ!と言えば、「毎日働いてやってるんだからたまの休みぐらいゆっくりさせてくれよ」
お友達家族とお出かけしたときに夫から言われる一言、「〇〇さんの奥さんはいいよな~。こいつなんもできないから!」
チェックしてみて「あ~わかる!」がひとつでもあれば、あなたの夫は立派な「モラハラ夫」です!
モラハラなんじゃないかと迷った時にチェックするべきポイントは?
冗談っぽく上記みたいな発言をされてもモラハラになるのでしょうか?
暴力のように見た目に分かりにくいけれども心にじわじわ効いてくるモラハラ夫の言動…
私の夫はモラハラ夫かな?と思ったら一度チェックしてみてください。
モラハラ夫度チェック
モラハラ気質の方に多い性格・特徴をチェック項目にまとめました。
下記の内容をチェックして、当てはまる内容が多ければ多いほどあなたの夫はモラハラ夫の可能性大です!あなたの現状をチェックし、確認してください。
- 結婚してから態度が変わった。
- 外面が良い…周りには優しい良い夫と思われている
- 自分に甘く人に厳しい…間違ったことをしても自分が正しいから絶対に謝らないし認めない。人が間違えると責めまくる。
- 陰湿でしつこい…どんなに謝っても許してもらえない。根に持つ。
- 自己評価が高く自己顕示欲が強い…できる男アピールが半端ない。
- そのくせ劣等感も人一倍強いので馬鹿にされたり笑われることが嫌い。
- あなたに対して暴言、見下した態度や言動をとる。
- 少しでも気に入らないことがあると突然不機嫌になり八つ当たり。
- 長期にわたって無視される。
- やたらあなたの行動に口をだしたり束縛してくる。
- あなたを金銭的に困窮させる
- 人前であなたのことを見下したり馬鹿にする態度や発言をする。
モラハラチェック、いくつ当てはまりましたか?
たくさんチェックが当てはまり、モラハラ夫認定されたけど、昔は優しい人だったから私が変われば夫も変わるかも…私がちゃんとしていればこんなことにならなかった…
そう思ってしまったあなたは間違いなくモラハラ被害者です。
モラハラ被害者は自分のせいで…私が悪い…と自己嫌悪や自己否定感を持つ傾向にあります。でも考えてみてください。あなたは付き合ったときと何か変わりましたか?
あなたが悪かったから夫がモラハラ夫のなったわけではなく、付き合っているときは遠慮していたから本性を現してなかっただけなのです。
だから自分を責めないでください。あなたは何も悪くないんですから……。
まとめ
昔の優しい夫に戻ってほしい。そう思うあなたの気持ち、わかります。
でもモラハラチェックに当てはまる数が多ければ多いほど、人格障害の可能性か高くなります。
残念ですが、モラハラ気質というものは生まれ持った性格なのです。
あなたがどんなに愛情を注いでも変わることはないと思っていただいてよいでしょう。
このままつらい思いをしながらモラハラ夫と一緒に生活をしていくか、自分のために心機一転、新しい生活を考えるかはあなた次第です。
子どものために一緒にいる選択を考えているとしたら、それは本当に子どものためになるのでしょうか?
モラハラ夫と理不尽な態度をとられて悲しむお母さんを見て、子どもはどう感じるのでしょうか?
一度きりの人生なのであなたが、あなたの周りの人たちが幸せに生活できますように。最後までお読みいただきありがとうございました。