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高校生ぐらいから、私は同年代のきれいな女性より30代40代の美しい女性にあこがれていました。
「40歳になれば自分の顔に責任を持て」という言葉もあるように、年齢を重ねると生まれついての容姿より生き様が外見に表れます。
未成年のかわいらしさは、持って生まれた容姿と母親のファッションセンスによりますが、大人になるとその人の暮らしぶりがストレートに見た目に現れます。
今は、残念ながら私は周りにお手本になるような人は見つけられません。でも、街を歩くと、優雅な雰囲気の人だなと思える人を見かけることがあります。
今回はなぜか目にとまる優雅で上品な人の特徴についてお伝えします。
目次
「優雅」の意味
「優雅」の辞書的な意味は、こちらです。
↓
しとやかで気品がある振舞いのこと
俗事から離れてゆとりのあることと
俗事から離れてというところから、やはりお金持ち・裕福という印象を持ちますね。
お金持ちのお嬢様として生まれ、両親の愛情たっぷりに育てられて、両親の認めた男性とお見合い結婚をしてお金持ちの奥様になるという、封建時代のお嬢様なイメージがあります。
今の日本でこういう一生を送るのは至難の業でしょうけど・・・
でも、優雅な人の基礎に、経済的な余裕があるのは確かですよ。
ただし、それだけではダメです!
優雅な雰囲気をかもしだすには、人間性を高め心に余裕をもつ必要があります。
先程のべたように、ある程度年齢を重ねると人柄や生き方がその人の見た目に現れます。
つまり、優雅な人とは、心に余裕があってそれが内側からあふれ出ている人のことを言うのです。
では、そんな優雅な人の特徴を見ていきましょう。
優雅な人の特徴
◆見た目が上品でたおやか
優雅な人だなーと思うとき、まずその人の外見、「第一印象」でそう感じることがほとんどでしょう。
優雅さというのは、見た目の雰囲気ににじみ出ています。
手入れが行き届いた美しい素肌に上品なナチュラルメイク、優雅な人はきちんとスキンケアをしていますが、けっしてけばけばしい派手なメイクはしません。
髪もきちんと整え、全体的にやわらかくあたたかいオーラに包まれています。
香りも甘すぎない上質なもので、ほんのり香る程度です。
優雅さは服装からも感じられます。
上質な素材を使った洋服は、その人の雰囲気によく合っていて、きれいにアイロンがかけられシワなどはまったくありません。
派手な色遣いのものは身に着けず、明るさのある落ち着いたシンプルな色をまとっています。
人からよく見られたいとうあざとさがないので、これ見よがしにブランド品を身に着けることもありません。
こういうところが、ガツガツした承認欲求の強いキラキラ女子と一線を画すところです。
優雅な人は、あくまで自然体で見た目もさっぱり美しく装える人なのです。
◆立居振舞が洗練されている
優雅な人は、立居振舞や仕草が洗練されています。
いくら心に余裕のあるおだやかな人でも、その人の立居振舞がガサツで下品だったら、優雅な人とはいえませんね。
猫背で姿勢が悪い人は、それだけで陰気な印象を与えてしまいます。
また、食事のマナーが悪ければ、下品な人という烙印を押されかねません。
つまり、優雅な人かどうかは、姿勢や所作、立居振舞から感じられるものです。
そして、美しい所作や立居振舞は、一朝一夕に身に着けられるものではないのです。
幼いころから親にしっかりしつけられている人は自然に身についているでしょう。「育ちのよさ」が感じられるのも、優雅な人の特徴です。
◆規則正しい生活をしている
優雅な人は素肌が美しくスタイルのよい人が多いです。普段から健康的な生活習慣をしているからです。
食事の時間や量を管理して、栄養バランスのとれた食材をきちんと選びます。夜更かしをすることもあまりなく、適度な運動もしています。
優雅な人は、それらをがんばってしているのではなく、自然に身についているのです。
料理上手な人も多く、身近な人にお料理を振るまい、さらりとおもてなしすることもできます。
優雅な人は、だらしない印象がまったくありません。それは、しっかり自己管理ができ、心身ともに健康的な生活を送っているからなのです。
◆心とお金に余裕がある
ここからは、優雅な人の内面に目を向けていきましょう。
心が乾ききっていたり、ストレスに押しつぶされそうな状態にあると、優雅な人でいられません。
そう、優雅な人の大きな特徴の1つは、いつも「心に余裕がある」ことなのです。
そして、金銭的に余裕のない生活をしている人は、心に余裕を持つことはできません。
毎日の生計を立てるのがやっというせわしない暮らしをしている人には、優雅さは得られないのです。
心に余裕のある人は、所作に必死さやとげとげしさがなく、周囲の人に対するいたわりやおもいやりの気持ちが感じられます。
でも、現代女性はとても忙しい生活をし、ストレスフルな毎日を過ごしています。
優雅な人にめったにお目にかかれないのは、ここに大きな原因があります。
優雅さを身にまとうためには、ゆったりした時間の中でさらりと上質な生活をする余裕が必要だからです。
もちろん、裕福な人がすべて優雅な人というわけではありません。
お金持ちでも意地悪な人、人と競ってばかりの人はたくさんいます。そういう人は、けっして優雅な人ではありません。
でも、経済的にゆとりのない人で優雅な人は、よほどの例外でないかぎり見かけることはできないでしょう。
優雅な人は、常に余裕があって無駄に人と競ったり下品な事しないので、気品と華やかさをまとうことができるのです。
◆むやみに負の感情を表さない
優雅な人は、つねにしっとりしたあたたかさを身に着けていて、あまり感情的になりません。
心に余裕があるので、いつも冷静な大人らしい対応を心がけることができるのです。
だから、日々の生活の中で起こるささいなトラブルで、ヒステリックに騒いだり、周りの人を糾弾したりすることはめったにありません。
自分を客観的に見られるので、人を不快にするような行動はできるだけ避けようとするのです。
◆人を批判しない
優雅な人は、自分の価値観を人に押し付けることはありません。
精神的に自立しているので、人は人、自分は自分と違いを認めることができるのです。
自分の考え方と違う人がいても、それがその人の個性と思い受け入れられる余裕があります。
だから、周りの人や物事に対して、否定したり非難がましい言葉を発することは控えます。
人間関係でこれができない人は、案外多いです。
価値観の違いは修正することはできないので、対人関係のトラブルに発展しやすいからです。
優雅な人は、そんな相手の考え方を尊重しつつ、けっしてそれに流されない強さと潔さをもっています。
お金と心にゆとりのある優雅な女性を目指そう
優雅な人になるには、なによりも心の余裕が必要と分かりました。
そのためには、まず金銭的に豊かであることが不可欠です。まずはそこをクリアしたいですね。
生活にゆとりがあるから心にゆとりが生まれ、立居振舞がゆったり優美になり、穏やかに人とつきあえるのです。
優雅な人になりたいとガツガツ頑張ってしまうと、かえって優雅さから縁遠くなります。
もしも、あなたの周りにこんな人になりたいと思える理想の優雅な人がいるならは、その人の立居振舞をよく観察し、素晴らしいと思えるところをマネてみてください。
どんな事も、ある程度は型をマネることで内面を学ぶことができます。
真似ることは学ぶこと・・・
キーワードは「心のゆとり・余裕」と心得て、優雅な女性になれるように一歩一歩前進しましょう。
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