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こんにちは!
結婚して出産、子育てと家庭に入った私は、これで女子同士のねっとりした人間関係からら解放された―とせいせいしていました。。
でも、子供が幼稚園に通うようになって、また振出しに戻ってしまった?とビビったのです。
いや、学生時代、社会人時代よりママとして幼稚園や学校と関わるほうが、ずっとめんどくさかったりして・・・
ああ、めんどくさい
特に、子供の友達がご近所な小学生のころは、子供が女の子なので1人で通学させるのは危ないから、ママたちと連絡を取り合う必要が出てきます。
でも、私はもともとマイペースだったので、結構マシな方だったと思います。
ママ友ランチなんて幼稚園行事の後の全員参加のとき以外、行ったことありませんからね。ママ友情報にうといから、余計な気苦労もしなくてすみました。
でも、娘が中学生ぐらいになって、私が自分の習い事などに行くようになると、小学生時代にママ友関係で疲れたーという人が意外と多いとわかりました。
なぜ疲れてまで関係を続けようとする人がいるのでしょう。
今回は、ママ友関係に疲れる人の心理特徴について、私の経験と見聞きしたことからお伝えします。
目次
疲れるのにママ友関係を続ける人の心理
ママ友との付き合いが、生活の中の大きなストレスになっているのに、付き合いを断たずにがまんして付き合っている人も多いようです。
そういう人の深層心理は、どういうものなのでしょう?
(1)1人でいるのが寂しい・恥ずかしいと思っている
子供の幼稚園や学校に参加するとき、1人で来て1人で帰るママは意外といるものです。
私はそのタイプでした。知り合いに会ってもあいさつ程度で、輪の中に入りたいとは思いません。
たまに、1人で来ている知り合いと2人で話をすることはありましたけどね。むれたいとは思わないのです。
特に授業参観では、公立小学校の場合、授業中なのに子供の参観はそっちのけで廊下で大きな声で騒ぐママたちが一定数いました。
うちの校区は、そんなに校風が悪い方ではありません。それでも、こんな感じなんですよ。何しに来たんだか・・・
ほんとに社会人かと疑いたくなります。
でも、とにかく誰かと一緒につるみたいという思考の人は、1人でいることは友達がいなかくて寂しいもの、また恥ずかしいものと思うものです。
そういう思考パターンの人は、1人でいると周りの人から恥ずかしいと思われているのではないかと不安になるのです。
だから、本当は気が合わないのに、1人でいるよりずっとマシと思って、ずるずる気疲れする付き合いを続けてしまいます。
それで我慢できるならそうすればよいですが、すごいストレスになるようなら、思考を変えたほうがよいと思います。
最近は社会人経験のあるママが増えてきていますので、子供のようにつるみたがる人は、少なくなっていくと思います。
(2)ママ友付き合いしなければ子供が仲間外れにされると思う
ママ同士の仲が良くないと、子供がいじめられたり無視されたりするのではないかと強い不安を感じる人もいます。
これは、子供さんの性格やそのときの状況によるので、一概に絶対大丈夫ですよとは言えません。
でも、ママが強いストレスを感じてまで付き合う必要があるか、一度じっくり考えてみてください。
私は女の子1人しか育てていないので、男の子とのことはよくわかりませんが、確かに女の子は友達とママ同士の話をよくしています。
でも、子供はいつの間にか成長していて、自分で人間関係を作っていきます。
そんなに神経質にならなくても、4年生ぐらいになれば、だんだん手を放し目を離しても大丈夫になっていきますよ。
反対に、ママ同士は仲良しなのに子供同士の性格が合わず、学校でほとんど関わっていないなんて場合もあります。
ストレスを感じながらママ友との付き合うより、ママがゆったりした明るい気持ちでいて、子供がSOSを出したときに親身になれる心のゆとりを持つことのほうが大切じゃないかと思います。
ママ友と一緒にいると疲れる原因
ママ友は人間関係の中で、ちょっと特殊なものだと私は思っています。
なぜかというと、ママ友というのは、あなたが選んだ友達ではないからです。必ず「子供」という媒体を通した関係になります。
それがたまたまとっても気が合って自分の親友のようになるという場合もあるかもしれません。
そういう出会いがあった人はラッキーです。
でも、たいていの場合、そうでないことが多いのです。だから、付き合っていて疲れたりめんどくさいと感じたりするのです。
(1)気が合わないから疲れる
ママ友は、子供を通じて知り合った人がほとんどです。なので、子供同士が仲良しでもママ同士は気が合わないという場合も出てきます。
でも、子供の小学校が公立の場合、同じ地域の子が同じ学校に通うことになるので、「同じ小学校で近所」というのが、もっともママ友候補になりやすいです。
物理的にすごく近い関係なんですよ。
だから、できるだけもめたくない、変なうわさを流されたくないと思ってしまうのです。
そして、子供同士が関わっている以上、低学年のうちはまったく付き合わないわけにはいかないのです。
ただでさえ、他人と接するとき気をつかうのに、ママ友の場合、悪いことがあったら自分だけでなく子供にも影響する場合が多いです。
なので、いっそう慎重に付き合わなければと思って、ストレスが大きくなるのです。
たとえば、わが家は校区のはしっこのほうなので、小学校まで徒歩20分ぐらいかかります。そうすると、小1の娘の安全のために一緒に登下校する子を確保するのは必須でした。
幼稚園が私立だったので、ご近所の子供とのつきあいはそれまでありませんでした。それで、習い事を通じて知り合った人となんとかつなぎをとって、一緒のグループに入れてもらうことにしたのでした。
はっきり言って、すごくめんどくさかったです。(-“-)
「子供のために」愛想笑いをし、雑談超ー苦手なのに、毎朝登校時に待ち合わせ場所に行ってどーてもいい話をしなければいけない、それが母なのです。
うちの娘は私と性格がよく似ていて超マイペースなので、放っておくわけにはいきませんでした。
なぜなら、そうすれば1人で行くと言いそうだったからです。それは親的に危険すぎるのでNGです!
彼女は中学生から電車通学しているのですが、登下校にだれかと待ち合わせするなんて帰宅が遅くなるだけでめんどくさいからと、いつも1人で帰ってきます。
うーん、まったく私と同じ思考パターンなのです。
もう成長してるから、心配してませんけどね。
(2)嫉妬ややっかみが渦巻くから疲れる
ママ友と付き合いをしていると、遊びに行った子供を迎えに行ったりすることで、お互いの家を行き来することが増えます。
そうすると、家や生活のようすが垣間見え、衣食住やレジャーに関する金銭感覚の違いに気づいたりするのです。
ママ友との格差を感じると、それが気疲れにつながっていくことも多いのです。
人間の嫉妬は怖いですね。でも、人は嫉妬深い生き物なんです。
私が極力ほかの人と、とくに同年代の女性と付き合わないのは、この嫉妬心が怖いからです。
こちらが何気なく言った一言を自慢や皮肉と取られて、恨まれる場合だってあるかもしれません。
能天気そうに見えるだけで嫉妬されたり、旦那の格差が分かったら大変なことになったりと、嫉妬の対象が多岐にわたるので、疲れ果てるママが多いです。
でも、必要以上にストレスのかかる人との付き合いは、たとえ子供の仲がよくても断つべきだと思います。
小3ぐらいになると、たいていの子供は学校に慣れて、手を放しても大丈夫になってきますから。
理想のママ友関係は人によって違う
理想のママ友関係は、その人の他人との心地よいと思う距離感によって異なります。
たとえば、私の理想のママ友との付き合い方は、スーパーなどで会ったらちょっとあいさつをする程度で、子供のことで何か問題があったら意見交換ができるぐらいでよいのです。
スーパーで会って長話しする主婦のようにはなりたくありません。
でも、私のようなタイプは、なんでも話せる親しいママ友がほしいと思う人からするとドライで冷たいと思われるかもしれません。
快さを感じる人との距離感は、人によって違うんですよ。
つるんだり、がっちりグループ化しているママたちもいれば、基本おひとりさま行動のママもいます。
私が付き合っていたのは、自分と同じようなおひとりさまママでした。
ママ友とひんぱんに付き合わなければ、幼稚園や学校の「情報」が回ってこないと言う人もいますが、その「情報」はうわさ話などがほとんどで、はっきり言っていらない情報です。
本当に必要な「情報」は幼稚園や学校から発信されますからね。それだけでじゅうぶんなのです。
そして、子供は3年生ぐらいになるとしっかりして、だんだん親は学校に介入しなくてもよくなっていきます。
親が子供の学校生活に口出ししなければいけないのは、ほんの数年だと思って乗り切りましょう。
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