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こんにちは!
 
あなたは、普段から怒りっぽい方でしょうか?
 
 
世の中にはささいなことですぐ怒る人もいれば、腹が立っても冷静に対処できる穏やかな人もいます。
 
 
でも、社会の中でいろんな人と関わっていると、本当にブチッと切れてしまいそうになったり、数日間ムカムカが治まらない場合もありますね。
 
 
私はすぐに言い返すのが苦手なので、人前で切れることはまずないのですが、何日も引きずってムカムカが治まらないことはたくさん多いです。
 
 
そして、嫌なことはやたらと前のことでも鮮明に覚えているので、思い出すとまたいやーな気分を引き戻してしまいがちなんです。
 
 
でも、たいていの場合、私が怒っても事態が好転することはありません。過去のことなど、相手の人はきっと気にも留めていないでしょう。
 
 
まったく怒るだけ損ですよ。
 
 
今回は、怒りの感情をうまく交わす5つの方法をお伝えします。

 
 

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1.思考のクセを変える

 

 
誰かに腹を立てるときは、あからさまな意地悪でない場合、「私だったらこうするのになんでこうなるの?」と、怒りの原因を相手の行動や外的要因のせいにしてしまいます。
 
 
でも、他人の考え方や状況を変えることは、まず不可能なことですね。
 
 
それよりは、すぐにムカッとする自分の考え方を変えるほうが精神的に楽になれて利も多いのです。そもそも怒りっぽい人は自分の感情に振り回されがちで、合理的に考えることをあまりしません。
 
 
アドラー心理学では、人が起こるのは「その人が怒りたいために怒っている」という考え方をします。原因があって怒るのではなく、怒りたいからその理由になるものを見つけて起こっているのだという考え方です。
 
 
外部の刺激はそのときのきっかけにはなりますが、同じ状況でも怒る人と怒らない人に分かれますね。
 
 
怒る人はそのきっかけを利用して、自分が怒りたいから怒っているのです。
 
 
その根本的な理由は、単に怒りやすい(怒りの沸点が高い)人の場合や、たまたまイライラすることが重なってちょっとしたきっかけで怒りの感情が爆発する状況だったなどが考えられます。
 
 
いずれにせよ、怒りは感情的な反応なので、その気持ち自体は止められないものです。でも、その後にとる自分の行動を変えることはできます
 
 
大切なのは、すぐに態度に出さずまず冷静になることです。理性を取り戻しましょう。何よりも、ひと呼吸おいて落ち着くことが大切です。
 
 
怒りやすい人は、落ち着いて冷静に考える訓練をすることが必要なのです。
 
 
そのコツは、自分が怒ることで生じるメリットとデメリットを合理的に判断することですよ。
 
 
怒るべき時に怒ることは、確かにときには必要なことです。
 
 
毅然とした態度をとることでカッコいいと思われることもありますが、その場合は、元の性格が温和で周囲の人から一目置かれている人の場合ぐらいでしょう。
 
 
怒ることで得られるメリットは、多くの場合、「スッキリした」という感情的なものだけです。そして、周りの人に与える影響は、きまってネガティブなものなのです。
 
 
それは、社会人として生活する中で、大きなデメリットになります。もしかしたら「怒る」という行為をしたことで、社会的信用を失う場合もあるかもしれません。
 
 
そういうリスクを考えると、感情にまかせて怒りをぶちまけるのは自分にとって損な行為だと分かるでしょう。
 
 
つまり、怒ったところで自分の目的は達成されず、状況はかえって悪化してしまうのです。そう合理的に判断できると、感情にまかせて怒ることは、自分にとってマイナスなので少なくなってきます。

 
 

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2.ていねいな「言動」する

 

 
言葉使いやふるまいは、常に感情や思考に大きな影響を与えています
 
 
怒っているときは言葉遣いが荒くなったり、横暴な態度をとってしまいがちなので、できるだけ否定的な言葉を使わない、ていねいにふるまうと意識することが大切です。
 
 
「ムカつく!」「嫌い!」「最悪!」といったネガティブで攻撃的な気分でいると、周りの世界も嫌な空間に見えてしまいます。
 
 
そういうときは、できるだけしばらく一人で静かに過ごすようにするとよいです。
 
 
そして、ひと呼吸おいたら、できるだけていねいに言葉や動作を選びましょう。
 
 
私たちの「言動」と「思考や感情」は密接につながっています。ですから、まず「言動」を変えることで、高ぶった怒りの気持ちがおさまることが多いのです。「形から入る」という考え方と、少し似ていますね

 

 

3.自己肯定感を高める

 

 
セルフエステーム(自己肯定感)の高い人は、怒りのコントロールが上手だといわれます。
 
 
自己肯定感を持つためには、自己受容、つまり、ありのままのあなたを受け入れる心が必要です。でも、それは言うのは簡単ですが、実際にはなかなかできないことなんです。
 
 
というのも、人は誰しも多少劣等感を持っているものなので、ありのままの自分を受け入れることに、抵抗を感じる人が多いのです。
 
 
向上心の強い人ほど「こんな自分ではダメだ」「もっと頑張らなければ」と、自分を追い詰めて受け入れられないことがあるんですね。
 
 
優秀な人、承認欲求の強い人、完璧主義の人は要注意ですよ。
 
 
人は誰しも完璧ではないのです。人生で失敗しない人はいません。
 
 
だから、素晴らしい人間でなくてもいい、普通でいい、そのままの自分でじゅうぶん、そう思えることが大切なのです。
 
 
10代のころなら、精一杯背伸びして、自分を追い込むことが成長につながるかもしれませんが、大人になってもそのままなら、どんどん苦しくなってくるでしょう。
 
 
「自分を許す心」を持つことが大切です。
 
 
そうすれば、次第に自己肯定感も高まり、人に八つ当たりするような怒り方をしたり、ちょっとしたことで相手を攻撃することがなくなります。
 
 
もともと、「怒りの感情は、外的刺激に対する「防御反応」なのです。怒っている人は、自分を必死に守ろうとして怒るのです。
 
 
自己肯定感の高い人は自分という存在に自信があるので、むやみやたらと周りの人々を恐れることはありません。穏やかな人ほど、自分の存在に自信があるので「できる人」と見られがちなのです。

 
 

4.人を許す気持ちを高める

 

 
自己肯定感を高めるためには、自分を許すこと(自己受容)が大切とお伝えしました。
 
 
自分を許せない自分に厳しい人は、他人にも同様に厳し人であることが多いです。
 
 
でも先程ものべたように、失敗しない人間はいません。人は失敗する生き物なので、私もあなたも、ときには人につい失礼なことを言ってしまったり、人を傷つけることや間違いを犯してしまうことがあります。
 
 
でも、その多くはわざとではないのです。
 
 
怒りの感情を持たないためには、自分だけでなく他人を快く許せる心を持ちましょう。
 
 
もちろん、本当にひどい言動を取られた場合は対処する必要がありますが、そんなに重要な問題でないなら、受け流すゆとりを持ちたいものです。
 
 
といっても、それがなかなかできないので困るんですよね。
 
 
なので、できるだけ普段から、人にはそれぞれ価値観が違う、1つのことですべてを判断しない、自分の常識は他人の常識とは違うのだということを自覚して、相手の立場に立って物事を考えるクセをつけましょう。
 
 
あなたと他人は、性格だけでなく立場も状況も生い立ちも異なるのです。
 
 
怒りやすい人に共通の特徴は、視野が狭い、共感力が低下していることです。
 
 
人の気持ちを後回しにし、自分の気持ちだけを優先したいと思っているのです。でも、それでは周囲の人から独りよがりな人、自分勝手な人と思われるだけなので、あなたにとってよいことはまったくありません。
 
 
自分を許し相手を許す、ある程度の甘さを身につけることが大切です。

 
 

5.瞑想・運動をする

 

 
瞑想は、脳にとってよい効果を生み出すと科学的に証明されつつあります。
 
最近は、欧米でマインドフルネスと呼ばれる瞑想の一種が多くの研究機関で研究されていて、Googleなど大企業でも取り入れているところが増えています。
 
瞑想を定期的に続けると、脳内の「海馬」と「眼窩前頭皮質」と呼ばれる部位が大きく発達すると分かってきたのです。
 
 
脳の中の海馬は「記憶」を、眼窩前頭皮質は「意志の決定や感情の調節」を司る部位です。それが発達するということは、瞑想をすると「頭がクリアになる」ということの証明につながります。
 
 
また、瞑想を行うと、脳内に「セロトニン」「」という脳内物質が分泌されます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、これが増えるとポジティブに物事を考えられるようになったり、幸福感を感じやすくなったりするのです。
 
 
セロトニンは、運動した後にも分泌されます。運動した後に、なんだか気分がスッキリするのはこのためなのです。ですから、瞑想だけでなく運動も気分を落ち着けてイライラしにくくするために効果的なんですよ。
 
 
セロトニンは、普段は太陽の出ている昼間に分泌することが多いです。ですから、昼夜逆転ぎみの生活をしている人は、セロトニンが不足しがちです。
 
 
怒りなどのネガティブな感情にとらわれやすい人は、生活習慣を見直すのも大切ということです。

 
 

◆まとめ


 
「怒り」の感情は大きな精神的ストレスになります。そして、それを表に表すことで周りの人にもストレスを与えることになるのです。
 
 
それは、自分にとっても他人にとってもまったく良くないことですね。
 
 
「怒り」で自分を大きく見せよう、優位に立たせようと思う人もいますが、それはまったく逆効果です。
 
 
あなたは、くだらないことで激怒する人を見てどう感じますか?
 
 
他人の尊厳を考えられない人を見て、優れた人格者だとは思えないでしょう。
 
 
「怒り」を表すことは自分にとって「不利なこと」としっかり頭で理解していれば、安易に感情にまかせて人をなじることは少なくなるはずです。
 
 
でも、人は感情で動く生き物なので、つい理性がきかなくなることもあります。
 
 
そならないためにも、普段から、この5つのことを心がけましょう。
 
 
(1)思考のクセを変える
(2)ていねいな「言動」する
(3)自己肯定感を高める
(4)人を許す気持ちを高める
(5)瞑想・運動をする

 
 
怒りっぽい人は、以下のような特徴のある人でもあることが多いです。ぜひ、合わせてお読みください。

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