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こんにちは!
今、あなたにはどうしても合わない、苦手な人がいますか?
親戚、クラスメイト、近所づきあい、職場、女性はいろいろな世界とつながっているので、1人や2人苦手だなーという人がいても不思議ではありません。
私はあまり誰とでも仲良くなれるタイプではないので、クラスにも職場にも苦手な人は必ずいましたよ。
今は近所づきあいはほとんどない地域なので、すごく助かっていますが、生きていく以上、どうしても付き合わなければいけないけど苦手という人はいます。
そういう人への対処法として心理学で学んだことや自分の経験から思うことをお伝えします。
目次
苦手だと思う人のタイプ
まず、あなたが苦手だなと思う人は、2つのタイプに分けられます。
1つ目は、あなたに悪意のある攻撃的な人です。そして、2つ目は、特にひどいことをされたわけではないのに、あなたがどうしても生理的に好きになれない人です。
それぞれの場合についてみていきますね。
(1)悪意を感じる苦手な人
悪意があって攻撃してくる人は誰しも苦手で、イヤな人だなと嫌悪感を持つのが当然ですね。
そういう人に限って、絶対付き合わなければいけない職場の関係だったりPTAで協力しなければいけなかったりするので厄介です。
そういう人の攻撃は、ポジティブな場合とネガティブな場合があります。
ポジティブな場合は、会うたびに嫌味を言ってくる人、直接あなたに悪意をぶつけてくる人です。わかりやすい人ですね。
一方、ネガティブなタイプは、周りの人にあなたの陰口を言いふらす人、あなたを孤立させようとする人です。女性に多いイジメの形に発展しがちです。
いずれにしても、このタイプはなんとかして避けたほうがよい人たちです。
(2)生理的に苦手な人
人間は感情に支配されている生き物です。
具体的な理由がなく害はないのに、「なんだかこの人苦手だなー」と思うこともあるでしょう。
そういう人を見るときのあなたの深層心理は、コンプレックスを刺激される人、または、同類嫌悪を抱いてしまう人です。
つまり、あなたとまったく違うタイプの人か、同じタイプで自分の中の嫌な部分を投影している人なんです。
私の場合は、派手な人、常に人と群れている人、騒々しい人が苦手です。でも、そういう人は話題が豊富で明るく楽しい人でもあり、私には絶対まねできない長所を持っている人なのです。
人を会話で楽しませることができないというのは、私の1つのコンプレックスです。そういう劣等感を刺激する人を見ると、人間は苦手だなと感じるのです。
苦手な人への対処を4つ紹介
上にあげた2つのタイプの人が、縁を切ることができない環境にいる場合、うまく対処して自分の心をストレスから守る必要があります。
その人の苦手具合やタイプによって、3つの対処法を考えていきます。
(1)苦手な人となるべく接点を持たない
あなたにとって攻撃的なタイプの人は、あなたに強いネガティブな感情をもっていて、苦手なのに近寄って来る人が多いです。
「この人はダメだ!」と強いストレスを感じたら、必要最低限の付き合いだけに徹底しましょう。
仕事上の関係なら、休憩時間や雑談のときに同じ輪の中に入らない、仕事が終わってから食事や飲み会には行かないなど徹底するのです。
でも、苦手だからといって、あなたと同じように思っている人と、その人の愚痴を言い合うのは絶対にやめましょうね。
自分が発した言葉は必ず自分に返ってきます。「ブーメラン効果」ですよ。
悪い言葉発すると、新たなストレスの元になるようなややこしい問題が生てしまいます。
近所づきあいやママ友などプライベートな関係の場合は、いっそう面倒くさい問題に発展しかねませんよ。
(2)共通の友人を作らないこと
苦手な人と同じグループに居続けたり、共通の仲の良い友人を持つと、必然的に苦手な人との接点を増やしてしまい、その結果、ぎくしゃくして周りの人に迷惑がかかるかもしれません。
人間関係のストレスを軽減するためにも、共通の友達は作らないほうがよいですよ。
従来のような人間関係では、共通の友人を作らないというのは割とシンプルにできることでした。
でも、最近はフェイスブックやツイッターなど、SNSを通して誰とどこでどのようにつながるか分からない環境になっています。
あなたは避けていたつもりでも、実はこれらを通して苦手な人とも間接的につながっていて、いつの間にか自分の発信したもの(つぶやきや記事)を見られていたなんてことが十分あり得ます。
SNSの怖いところですね。
苦手な人とはSNS上でもあまり関わらないようにする、またはLINEなどはあまり使わないようにすることをおすすめします。
(3)相手への尊重は忘れないこと
どんなに苦手でも、完全に無視するのは社会人として良くありません。その人があからさまに攻撃してくるなど「苦手」というのを超えた意地悪な人の場合は別ですけどね。
最低限、人を尊重するという気持ちを持つのは、大切なことだと思うのです。
ですから、苦手な人でなるべく接点を持ちたくない人の場合でも、あいさつだけはしっかり交わしましょう。
あなたに害を与えるタイプの苦手な人は、幼稚な人が多いです。そういう人の場合、同じ土俵に上がらず放っておくのがベストですが、ひょうひょうとしながらもあいさつだけは交わしておきましょう。
そういう最低限のマナーができなかったら、あなたのほうが他の人から悪い印象を持たれる恐れがあります。
人は誰でも自分を尊重してほしいと思っています。無視してほしいと思う人はいませんね。
あなたが好意的に接していくと、その人の態度が変わったり自然に敵意を持たれないようになって、自然に縁が切れていくことが多いです。
苦手な人が多すぎる人は自分を見つめ直しましょう
まったく苦手な人がいない環境に身をおけたら幸せですが、どこにでも1人2人は苦手なタイプの人がいるものですね。
でも、もしあなたが、「いつだって周りは苦手な人だらけ」と感じている場合、自分を見つめ直す必要があるかもしれません。
それが生理的な苦手の場合、つまり「なんとなくあの人苦手」という場合は、歩み寄る気持ちを持つのも大切だと思うのです。
もちろん強烈なストレスを感じながら付き合うのはよくありませんが、相手があなたの劣等感を刺激して苦手な場合などは、すぐに判断してしまうのはもったいないです。
もしかしたら、その人もあなたと同じように感じていることがあって共感できる部分が見つかるかもしれませんよ。
あなたが先に苦手意識をもってしまったら、相手も同じように反発してしまいます。
あなたが親近感を持てば、相手も親しみを感じるでしょう。
「鏡の法則」です。
まずはそう信じて、自分を変えてみてはいかがでしょう?
ゆったりと心を開くと、きっと今までとは違ったものが見えてくると思いますよ。
おわりに
今回は、どこにでもいるどうしても苦手な人への対処法をご紹介しました。
ポイントは、苦手な人に対しては「なるべく接点を持たないこと」で、あいさつなど【社会人として必要最低限のマナーは守る」ということです。
最後にこちらの記事では、「意地悪なの心理的特徴と対処法」についてお話ししていますので、是非ご一緒にどうぞ♪
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