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こんにちは!
 
 
北海道で生まれ暮らしている植松努さん。
彼は小さな企業の社長さんで、『下町ロケット』のモデルともいわれる人です。
 
 
社員17名の会社で、普段はリサイクルに使われるマグネットという機械を作っています。
 
 
でも、そのかたわらでなんと「ロケット」を作って飛ばしているのです。
今回は、そんな植松努さんの思いがあふれる「TED」の講演をご紹介します。

 
 

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◆植松努さんがしたかったこと

 

 
植松さんの会社は、丸ごとロケットを作って打ち上げることができます。そして、人工衛星も丸ごと飛ばせるようになった会社なのです。
 
 
でも、植松努さんのすごい所は、小さな会社なのにロケットを作って飛ばすというかっこいいことをしたからではありません。
 
 
彼の生き方、言葉の1つ1つに、生きていくために大事なもの、忘れてはいけないものがつまっているのです。
 
 
彼は小学生のとき、ロケットを飛ばしたいという夢を語ったら、先生に「どーせ無理」と言われました。
 
 
「ロケットを飛ばすなんてよっぽど頭がよくないと無理、すごくお金がかかるから無理」と・・・・・
 
 
でも、その先生はそんなことに挑戦したことのない大人でした。
 
 
この社会では、その先生のように「やったことのない大人」「自信を無くした大人」が、夢を持つ人の夢を打ち砕いているのです。
 
 
だから、彼は誰もが「どーせ無理」だと言う宇宙開発を実現しようと思ったのだそうです。

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◆「どーせ無理」は人の可能性を奪う恐ろしい言葉

 

 
彼は他の講演で、「どーせ無理」という言葉は殺人をしているのと同じだと言っています。
 
 
殺人が罪なのは、1人の人間の可能性を奪うからです。
 
 
ひとりひとりが持っている可能性、それを言葉で奪うのが「どーせ無理だから」という言葉なのだと言います。恐ろしい言葉です。
 
 
だからこそ彼は「どーせ無理」という言葉を無くそうと思いました。
 
 
これがなくなったら、いじめや暴力や戦争がなくなるかもしれない、児童虐待もなくなるかもしれないと考えたのです。

 
 

◆できない理由を探すのではなくできる理由を探そう

 

 
人生はぶっつけ本番だから失敗して当たり前なんです。
 
 
でも、学校で会社で、私たちは失敗するのは良くないこと、劣ったこと、できる限り避けるものと教わります。
 
 
本当は、失敗というのはよりよくするためのデータにすぎません。
 
 
みんなが失敗を恐れるのは、失敗したら叱られたり、無能の烙印を押されたりするからです。そんな社会に問題があるのです。
 
 
失敗したとき「それは無理だわ」というのでなく、「だったらこうしてみれば?」と言ってくれる人が周りにいれば、夢はなくなることはないと植松さんは話します。
 
 
みんながお互いに「だったらこうしてみれば?」「この前、本にこんなことが書かれていたよ」そう言い合っていけば、みんなの夢が叶うかもしれません。
 
 
そんな社会のほうが、確かに絶対楽しいです。

 

 

◆「将来何になるの?」は絶対に言っていけない言葉

 

 
子供に将来の目標を聞くとき、「何になるの?」と聞いていけないと植松さんは言います。
 
 
夢というのは大好きなこと。
仕事は社会に役立つこと。

 
 
「将来何になるの?」という言葉は、「夢」と「仕事」を一緒にしてしまう言葉なのだと・・・
 
 
そうすると、子供は「求人情報誌」から「夢」を選ぶようになってしまいます。
 
 
「夢」はそんな提示されたものの中から選ぶものではありません。
自分の手で生み出して実現するものです。
 
 
全くそのとおりだと思いました。
きれい事などでなく、本当にそれが正しいことなのだと・・・
 
 
そして、そんな正しいことが、今の社会では実現することが難しいということに気がつきました。
 
 
そんな社会だから、満員電車に向かうゾンビのような生気のない人たちがたくさんいるのかもしれません。
 
 
「どーせ無理ではない」と証明するために、ロケット打ち上げを成功させた植松さんの会社には、世界で3つしかない、日本にはただ1つしかない「無重力状態を作る実験装置」があります。
 
 
それはすごいことですが、すごいのはそんな「物」を持っていることではなく、「どーせ無理」を跳ね飛ばして「物を作る能力を持っている」ことなのです。
 
 
大事なのはお金を稼ぐために働くのではなく、誰かがお金を払ってでもほしいと思うサービスを作り出せる力なのです。
 
 
本当に大切なものは目には見えません。
その大切なものを教えてもらったような気がしました。

 
 

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