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こんにちは!
前回は、毒親と呼ばれる親の特徴についておつたえしました。
今回は、自分の親が毒親だと思った場合の対処法をお伝えします。
目次
毒親への対処法はたった1つ・離れる事
毒親と和解しよう、また、話合って普通の親になってもらおうと考えるのは甘いです。
そんな期待を持つのはやめましょう。
毒親がなぜ毒親なのか?
彼らは自分が毒になっているなんて、これっぽっちも思っていません。
子供が理解してもらおうとして、これまでこういうことをされて悲しかったという話をすると、それはあんたが悪いんだと必ず責任転嫁されます。
もしくは、覚えていません。
何年も何十年も前の事の場合、傷ついたほうは昨日のことのように鮮明に覚えていても、言った本人はとっくに忘れている場合が多いのです。
また、脳内で記憶の改ざんをしている場合もあります。
とにかく、ちょっとでも子育てについて過去のことを責められると、逆切れして聞く耳をもたないのが毒親です。
下手をすると、さも自分が被害者のように、周りの人にあなたの悪口を言いふらすかもしれませんよ。自分を正当化するために子供の悪口を親戚や他人に平気でいうのが毒親です。
気をつけましょう。
あなたの傷が深くなるだけです。
毒親との和解は考えないこと、できる唯一の対処法は、精神的・物理的に距離を置くことです。
離れるしかないのです。
でも、もしあなたが経済力のない学生の場合は、とにかく、社会人になるまで我慢しましょう。
自分で稼げる大人になることに意識を集中し、一刻も早く経済的に自立できるよう努力しましょう。
間違っても、お金を稼げないのに家を出たり、何とかなると友達を頼ったりしないことです。
毒親育ちでなくても、経済的自立は必要です。
私は、これからは男女ともにすべての人が自分の食べる分は自分で稼げるようにならなければ、思うような人生を送ることはできないと思っています。
社会人になって経済的自立し離れる
大学や高校を卒業して社会人になり、自分で稼げるようになったら、しっかり自分の人生を歩んでいくようにしましょう。
依存心の強い毒親の場合、離れて住むといえば、ヒステリーを起こして大変かもしれません。
ここで、そのまま同居を続けると、依存はずっと続きますよ。
毒親から解放されたいならば、なんとか納得される理由を探して、できれば円満に離れて暮らすようにしましょう。
結婚して自分の家庭をもって離れる
結婚して新しい家庭を持つのは、円満に距離を置く良い方法です。
毒親が母親の場合は、新婚時代はあまり口出ししないのに、子供(孫)が生まれた途端にあれやこれやと言ってくる場合があります。
ここは毅然とした態度で、応対しましょう。電話などの連絡も、自分からは最低限にとどめるのが無難です。
育児がしんどいからと言って、子供を親に預けたりしないことですよ。
きちんと独立して、一定の距離を保ちましょう。
親に感謝すべきという常識に耳を貸さないこと
本来、子供は本能的に自分の親、特に母親を慕うものです。
自分の親が自分に不利益なことをするはずがない、自分が親を愛しているように、親も自分を愛してくれているはずだと思っています。
だから、親に理不尽なことをされたとき、怒りより強い悲しみを感じるのです。そして、子供によっては、自分が悪いんだと思い込むようになります。
でも、思春期になるころ、自分の親を客観視できるようになり、違和感を覚えます。
「親は自分を産み育ててくれた人なので感謝するのが当然」という一般的な「常識」は、マインとコントロールとして毒親の支配に利用されます。
そういうことを言われたらどうするか、それはあなたが決めることですが、もうそろそろ親よりも自分の幸せを一番に考えてみませんか?
復讐しようと考えてはいけない
親の社会的地位が高い場合、また富裕層の場合、自分にこんな思いをさせた親に償わせようとして親にたかるというのは、おすすめできません。そういう子供じみたことはやめましょう。
「今まで奪われてきたから奪い返してやる」
こんな考え方をしていては、一生毒親から解放されませんし、人間としての品格が損なわれます。
親とは別の「大人」として、きちんと独立することが大切です。
自分が親から離れると決めたのなら、大きな財産があったとしてもそれをほしがらないことです。
毒になる親は、遺産をエサにして子供を支配しようと考えることも多いです。
あなたがどれだけ潔い考え方ができるかで、あなたのこれからの人生の幸福度が変わってくるでしょう。
あなたにとって、もっとも大切なものは何なのか、よく考えましょう。
毒親とはどういう親なのか、こちらの記事もご一緒にどうぞ♪
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