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こんにちは!
 
この記事を読んでくださっているあなたは、どうしてみんな休みの日にまで朝から元気に遊び回れるんだろうと思っているのではないでしょうか?
 
 
人は脳のタイプによって「内向型」「外向型」に分かれます。でも、2タイプにバシッと区別されるのではなく、少し内向型、かなり内向型など人それぞれ程度は異なるのです。また、バランスの取れた両行型の人もいます。
 
 
あなたが内向型かどうかは、用事のない休日の過ごし方でわかりますよ。ちなみに私はかなりの内向型です。
 
 
内向型の人は、外に出ずに家で一日中部屋着のまま本を読んだり、家族と何をするでもなくまったり過ごすのが好きな人です。
 
 
私が高校生ぐらいのとき、世の中はバブル景気でわいていて、休みの日にずーっと家にいた私は、家族(←他は超外向型)から、こんな風に思われていました。
 
 
「やることないの? 友達いないの? 暗いよね」
 
 
家族みんなが外向型の家に生まれてしまった内向型の人は不幸です。
人格否定されながら育ちますから・・・
 
 
おおよそ、外向型:内向型=3:1ぐらいの比率だそうです。
そう、世の中の常識は外向型によってつくられたものなのです。
 
 
特に、学校、会社という組織がそうですから、私たちは肩身が狭い思いをするのです。
 
 
でも、最近の研究で内向型の人の長所が見直されるようになってきました。

 
 

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◆内向型は内からエネルギーを充電する

 

 
学校生活や仕事でとても忙しく人間関係のストレスを感じたとき、人のストレス解消法は2つあります。
 
 
1つは、「人と会ってエネルギーーチャージする」方法
もう1つは「人を避けて家でゆっくりひとりで充電する」方法
 
 
前者の方法を取るのが「外向型」、後者が「内向型」です。
 
 
私の両親と妹は典型的な「外向型」でした。だから、子供のころは週末のたびに公園や商業施設に出かけたり、イベント大好きなので連れまわされたりしたのです。
 
 
そんなの楽しいはずがなく、ぼーっとしてたら不機嫌で暗いと言われるし、行きたくなかったけどそんなこと言うとそれこそ勝手なヤツと言われるので、とてもめんどくさかったです。
 
 
私が今、異常に人混みや行列が嫌いなのはこの過去の体験のせいだと思います。

 
 

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内向型は刺激が多いと消耗する

 

 
内向型の人は、刺激の多い場所にいるとエネルギーを消耗するのです。
 
 
刺激の多い場所というのは、いろいろなことを同時にしなければならない職場や、知らない人がたくさん出入りするパーティー、大音量で音楽が流れているイベントなどです。
 
 
内向型の人はこういう人の多い騒がしい場所にいると、逃げ出したい衝動にかられます。
 
 
一方、外向型の人は刺激の多い場所が大好きです。
 
 
彼らはひとりにされたり単調な生活が続いたりすると、ストレスを感じて新たな刺激や気晴らしを求めに外に出ます。だから、私の気持ちは親には理解してもらえなかったのです。
 
 
この2つの型は、エネルギーを充電する方法が、まったく反対なのですよ。
 
 

◆違いは「脳」にあった

 

 
内向型の人は外向型人よりも脳の活動により多くのエネルギーを必要とすることが、脳科学者によって発見されています。
 
 
内向型の人の脳内では、より多くの電気活動が見られるのがわかったのです。それは悩みごとの有無や考えごとの有無にかかわらず同じなのです。特に思考や判断などの精神作用をつかさどる前頭葉でエネルギーが多く消費されています。
 
 
私たちは脳の前頭葉を使って、学んだり決断したり思い出したりしています。
 
 
このことからわかるのは、内向型のひとは物事を処理するのに、より多くのエネルギーを費やし、エネルギーの蓄えをすぐに使い切ってしまうということです。
 
 
外向型の人間は、脳活動が省エネ体質なだけでなく、風力発電機のようにタービンを回しながら(エネルギーを消費しながら)、同時に発電もできるので、エネルギーを使い切ってしまうことがほとんどありません。
 
 
その上、内剛型の人の脳は、外部からの刺激に対して、より敏感に反応しエネルギーを消費していまうのです。
 
 
例えば、静かな環境でなければ勉強できないのは内向型に多く、BGMを流しながら勉強に集中できるのが外向型なのです。

 

 

◆「内向型」の誤解される特徴

 

 
内向型は物静かで大人しいタイプの人が多いですが、似たような性質と誤解されている場合が多いです。
 
 
その誤解についてお伝えします。

 
 

「内向型」=「人見知り」ではない


「人見知りする」という特性は、すべての内向型の人に当てはまるわけではありません。
 
 
人見知りする人は、他人に対する警戒心が強い人、他人に対して恐怖心をもつ人です。
 
 
警戒しているから、見知らぬ人やどんな人かよくわからない人と話をすると不安になるのです。
 
 
「不安」という感情は、内向型・外向型にかかわらず誰もが抱える可能性があります。
 
 
なので人見知りするかどうかで、内向型か外向型か判断することはできません。

 
 

「内向型」=「内気」ではない


「内気」と「内向型」はよく同じ意味に使われて混同されがちですが、実はまったく違うものです。
 
 
「内気」というのは日本語の形容動詞のひとつで「気が弱い」、「人と話すのが苦手」といった意味でよく使われます。
 
 
一方「内向型」というのは、心理学者ユングが提唱した人のタイプを定義づけた「タイプ論」の中で語られているタイプの1つです。
 
 
内気な人は人と話すのが苦手で、人前に出ると極度に緊張してしまう対人恐怖症のある人を言います。特に、初対面の相手や異性だと態度がおかしくなってしまうことが多いです。
 
 
内向型はエネルギーが自分の内側に向かうタイプの人間のことで、人と話すのが苦手などコミュニケーションに難ありな人を指すわけではありません。
 
 
内向的な人は物事を深く考え用意を周到にする性質がありますが、人とコミュニケーションを取るのが苦手ではない場合も多々あります。

 
 

「内向型」=「繊細」ではない


また「繊細すぎる人」が内向型とは限りません。
 
 
私なんて、まったく繊細さは持ち合わせていないと思っています。
 
 
繊細な人というのは、外部からの刺激に対して神経が敏感に反応する人のことを言います。感受性の強い人でもあります。
 
 
繊細過ぎる人はやはり内向型に多いですが、30%ほどは外向型人間だと心理学者のエレイン・アーロンが発表しています。ちなみにアーロン博士は「外向型で繊細過ぎる人」なのです。

 
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